弊社主力商品のウレタンフォームについて詳しく解説!
家具のソファーや椅子のクッション材、台所用スポンジとして、私たちの普段の生活でよく目にするウレタンフォームですが、どういう素材からできていて、どのように作られ、どのような構造をしているでしょうか?どのような種類があるのでしょうか?そんなウレタンフォームについて詳しく解説いたします。
1ウレタンフォームってどういう素材
![ウレタンフォームの構成要素](img/fig_relation_form.png)
家具のソファーや椅子のクッション材として使われているので、普段の生活で何気なくウレタンフォームに接していますが、ウレタンフォームをしっかり見たことありますか?言葉の意味だけで考えると、ウレタンフォームというのは、『ウレタン=ポリウレタン樹脂』のことで、『フォーム=気泡や泡』の意味になります。ということは『ウレタンフォーム=ポリウレタン樹脂の泡』となります。ウレタンフォームは原料としてポリオールとポリイソシアネートを使用して、発泡剤、整泡剤、触媒などを撹拌混合して、泡化反応と樹脂化反応を同時に行わせて得られる、均一なプラスチック発泡体です。正式名称はポリウレタンフォームと呼ばれ、一般的にはポリを省略して「ウレタンフォーム」とも呼ばれています。
原料を泡立てて発泡させたものや、原料の中にたくさんの気泡を含ませたものを「フォーム」といい、日常でよく目にする、泡で出てくるタイプの整髪料や石鹸もフォームと言えます。発泡させる方法はいくつかあり、その方法によって気泡の大きさや密度、用途が変わってきます。
![](img/pho_intro1.png)
2ウレタンフォームの構造とは
ウレタンフォームはプラスチックの発泡体となりますが、気泡の形状に違いがあるのをご存知でしょうか?気泡の形状は連続気泡と独立気泡の2種類ございます。大きな違いとして水や空気の通気性が異なります。
連続気泡
![連続気泡 構造](img/pho_structure_dokuritsu.png)
![連続気泡](img/pho_product_renzoku.png)
連続気泡は中の気泡が繋がっているため、水分や空気を通しやすいです。そのため、洗剤などの泡立ちがよく、保水力も高いため、洗浄用のスポンジや水耕栽培用のスポンジとして使われています。
独立気泡
![独立気泡 構造](img/pho_structure_renzoku.png)
![独立気泡](img/pho_product_dokuritsu.png)
独立気泡は気泡のつながりがないため、水分や空気を通しにくく、気泡の中の空気も抜けにくいです。そのため、独立気泡のウレタンフォームはパッキン材やタイヤのチューブ、水泳補助用具などに使われます。
ウレタンフォームの気泡形状の違いによって、全く違う用途で使うことができます。ウレタンフォームは様々な種類があり、それぞれに特徴がございますので、ご興味がありましたら弊社のサンプル帳にて(アマゾン商品ページリンク)ご確認していただきたいです。
![サンプル帳](../choose_urethane/img/pho_samplebook.png)
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3ウレタンフォームの種類とは
ウレタンフォームにはどんな種類があるの?
![画像:硬質ウレタンフォーム](img/pho_product003.png)
ウレタンフォームは多種多様に存在しています。どんなことでも良いので、ウレタンフォームでお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。お客様ご希望のベストな素材をご提案いたします。